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「八咫烏(やたがらす)シリーズ」で人気の阿部智里さんが、新たなファンタジー小説「皇后の碧(みどり)」(新潮社)を書いた。精霊たちが生きる世界で、主人公は後宮の謎に迫る。構想を温めてきた壮大な物語が、小説となって世に送り出された。